スキルアップ勉強会 Skill-up Study Group
岸見一郎氏「嫌われる勇気」 講演会
(NPO法人メンタルケアLink設立記念講演)
2015.04.04 @浦添市てだこホール
来 賓:浦添市長 松本哲治 様
参加者:300名
地元紙へも講演会の様子やNPOについて掲載された。
─────────以下、講演メモ─────────
【対等な人間関係】
▼「叱る」ことの問題点
・お互いの心理的距離が遠くなる
・対等ではなく上下の関係になる
・叱られた人は、叱った人の顔色をうかがうようになる
・叱られた人は、自分のことを好きになれなくなる
▼「叱る」以外の方法で教えるには…
・事前にルールを教える(ex 電車の中では騒いだらダメ)
・感情を込めずに、毅然とした態度で、言葉で伝える
(ex あなたの行動によって私は困っています、あなたの行動はルール違反です)
・相手が断る余地を残すような、お願いの仕方を教える
(ex ⚪︎⚪︎してくれると嬉しいです、⚪︎⚪︎していただけないでしょうか)
【イマココを生きる】
▼人生は遊び(楽しむもの)
・真剣であるほうが楽しめる
・決して深刻になってはならない
▼「自己受容」、「他者貢献」、「他者信頼」
・自分や他者に理想像を重ねない
・仮定しない(もしもあの時⚪︎⚪︎だったら…を考えない)
・そのままの自分を受け入れる
・他者への貢献感が幸福感の源となる
・他者からの評価を気にすると、相手の顔色をうかがうことに繋がる
・他者からの評価は自らコントロールできるものではない
・特性や性格はポジティブな能力として意味づける
(ex “注意力がない”→“散漫力がある”、“飽きっぽい”→“決断力がある”)
【その他】
▼失敗した時の責任の取り方
・可能な限りの現状回復
・(誰かを傷つけた場合は)謝罪
・同じ失敗をしないための方法を考えて次に反映する