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組織が動く”提案力”

2016.05.22 スキルアップ勉強会レポート
テーマ:組織が動く”提案力”
日 時:5/22(日)
    15:00-17:00(勉強会)
    17:15-19:00(懇親会)
会 場:メルキュールホテル沖縄那覇

プレゼンター:高良研一、新垣 裕一郎

今月は「提案」をテーマに学び合いました。

「提案」・・・案を提出すること。
 「案」・・・計画、着想。
      (広辞苑より)

これまで、あなたはどのような提案を行いましたか?

「報告・連絡・相談」と並んで、ビジネスパーソンに求められる必須スキルが「提案」する力。

新しいことを始める時や、現状を改善する時、それが自分一人でできない場合に、(人、物、金、知恵などの提供者へ)「提案」する力が必要なのではないでしょうか。

今回は、”多くの人が賛同し協力したくなる提案方法”や、”提案資料の作り方”について、実例を使って学びました。

 

当日のスライド(抜粋)は以下のリンクよりご参照ください。

 

https://www.slideshare.net/secret/nI1DUbvO2RlHyJ

 

その他にも、金武町のチーイリチャー(血炒め)を使った町おこしの提案資料を事例として紹介いただいた金城励さん、提案(課題解決)についてのフレームワークを紹介いただいた山本志保さん、沖縄銀行での取り組みを紹介いただいた砂川恵太さん、ありがとうございました。


また、勉強会終了後の懇親会では、ホテルの料理に舌鼓を打ちつつ、異業種同世代のみんなで様々なテーマで意見交換しました。

 

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました(^-^)
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以下、参加者からのご意見や気づきなど。

 

■問題解決のフレームワーク

 提案資料やプレゼンを組み立てる際に使える枠組み。

 思考の順序「①現状・問題→②欲しい未来→③問題解決」。

 現状・問題の原因分析は二の次(過去よりも未来に目を向ける)。

 商品・サービスや仕事の結果が問題解決につながる。

 欲しい未来は、現状・問題の逆の状況であることが多い。

 

■提案やプレゼンの導入部分

 聞き手の意識が脇道にそれないための話題を入れると良い。

 具体的には、以下のような話題。

 ・テーマと関連したアイスブレイクや共感できる身近な話題。

 ・話者が何者なのか(提案者としてふさわしいことを理解してもらう)の説明。

 

■細かく丁寧に確認

 提案中は"Yes"をたくさん引き出したい。

 相手の意見や価値観とズレていると、結論や判断が異なってしまう。

 些細なことでも確認→承認を得る。

 

■訴求ポイントは相手によって変える

 性格や価値観(例:冒険したい⇔安定したい)の違いによって、刺さるメッセージは異なる。

 

■提案力だけでなく聞く力

 ヒアリングによって、課題、ニーズを汲み取る力が提案力につながる。

 1時間のうち、聞く時間を55分、提案する(話す)時間を5分くらいの感覚で。

 

■「初」という視点

 「初」というキーワードがあるとPRしやすい。

 提案する内容が何かの分野で初めてに該当しないか、考えてみる価値あり。

■社内担当者の視点

 提案する相手が最終意思決定者でない(担当者の)場合、担当者が最終意思決定者にそのまま提案できるような資料を提供する。

■次に会うために

 次回訪問のきっかけを作る。

 宿題(課題)をもらう。

 

など、いろいろな視点・意見が出ました。

 

今回の気づきが実践にかわるよう、日々の提案業務で意識して取り入れてみます。

 

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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